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褒めて伸ばせるのは幼児や高齢者に限定される

年齢が、生涯学習のハンデとなる可能性は確かに否めません。
覚えるそばから忘れるようでは、学習する意味がないようにも感じるものです。
多少の間違い、トンチンカンなことを言ったりやったりするでしょうが、完全ではないからこそ教え込む、先生方教育者にとっても「やる気スイッチ」が入るようです。
幼児や高齢者には恥ずかしさがない、楽しみながら生涯学習を受けています。
目標や志となるはるかかなたを見るより、本当に小さな楽しみでも毎日見つけたり、その小さい達成感を積み重ねることのほうが、目指すものに必ずたどり着けるともいいます。
三日坊主や挫折しないコツでもあります。
また、幼児や高齢者に携わる教育者は褒め上手とも言われています。
「いいですね」「素晴らしいですね」などの褒め言葉を発していますが、いいところを見つけてくれている証拠です。
「手先が器用ね」「運動神経がいいね」などから、「いい香りね」「この色はあなたに似合っているわ」など、人や物を褒めることを意識しています。
それがあなたの得意分野であることを教育者は知っています。
そこを伸ばしたいからこそ、褒めるのです。
何度も口に出しているうちに自信になります。
幼児や高齢者は自信をつけますが、決して思い上がることはしません。
純粋に受け止めるため、教え甲斐がある意見も聞かれます。

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